
集落の中にある明王寺駐車場に車を止めて、ちょっと遅い11時半出発。

寺からまっすぐ続く635段の階段。

。。。をパスして、まわり道を上ります。

途中にあった毘沙門天の祠。
階段を上ると、これには出会えません。

15分ほどで、不動山の巨石群が出現しました。

杉尾不動山の巨石群は日本の音風景百選にも選ばれているそうで、
岩に開いている穴に耳をつけると、紀の川のせせらぎや、
あの世とこの世の音やらが聞こえるそうです。
私には蜂の羽音が聞こえたので、早々に退散しました。

このあたりだけ岩がごろごろあって、手を使ってよじ登っていくと、

すぐ上は、よくある山道。以降は、巨石を目にすることもなく、、、
山岳信仰の霊地だけあって、不思議な光景でした。

巨石から20分ほどで不動山の頂上に到着。
不動山595mの表示が可愛らしい。
倒木を何度か乗り越えましたが、これは台風のせいじゃないかな?と
思うくらい、マイナーコースにも関わらず、かなり整備は行き届いていました。

妻の山ファッション。山ガール感ゼロ!

きのこ。

「千早峠まで。ひょっとしたら中葛城山まで行っちゃう?」という当初の
もくろみは、ここまでのアップダウンの連続で、木っ端みじんに吹き飛びました。

登り始めから1時間半ほどでダイトレとの合流点に到着。(途中、休憩込み)
すぐ先の行者杉を目指します。

五分足らずで、行者杉に到着。
奈良、和歌山、大阪三府県の境界になっている715.5mの峠で、
役の行者が祀られています。

行者杉にあるダイトレのプレート。

誕生日プレゼントに夫から貰った腕時計。
最初は山で使おうと決めていたので、はめてきました。
方位や高度をあれこれ計測して、これにて入魂完了!

昼食後の時間を見て、急遽、杉尾周回コースに切り替えることにしました。
杉尾峠に向けて、出発。

なだらかで整備の行きとどいたダイトレは歩きやすい。
案内表示が豊富で、所々にベンチも置かれていて、
ずっと歩いて行きたくなります。
ただ、眺望は効かないし、単調なので、飽きが来るかもしれませんね。
でも、良いトレイルです。

15分ほどで杉尾峠に到着。

杉尾峠のダイトレプレート。土に埋もれちゃってます。

ここから杉尾の集落に向けて下山開始。
逆方向の鳥地獄というのが気になりますが。。。

杉尾コースは、舗装路+舗装崩壊路。
沢の水が流れ込み、枝や草が道に覆いかぶさり、藪こぎを余儀なくされ
ます。まるで、どこかの林道を歩いているようです。

栗満載!
つがいの雉が飛び立ち、イノシシが走り抜ける。
なかなかワイルドなコースです(笑)

杉尾の集落に到着。
ここから車で二十分も行かないうちに、ケ○タやユニ○ロのあるショッピングモールにたどり着けるなんて思えないくらい、のどかな光景でした。
よく釣りじゃないのに山に登れますねぇ・・・
階段635段て・・・・^^;
でも、ココって割と街から近いんですか?
近くにこんな場所があったら行ってみたい気もします。^^
釣りが終わると、成長期に入りそうなんで、とりあえず運動です!
しかしながら、階段はもちろんスルーです^^;
でも、迂回ルートもなかなかでした・・・。
ここというか、このあたり全体の山の登山口までが、30分から1時間ほどです。
大阪、奈良、和歌山をまたがる山地で縦走が人気です。
そんなに険しくなく、危険なところもないので、入門者向けには最適なところです。
でも、ジルは出ますよ〜(^_^;)
夫と同じく、釣りシーズンの終わりとともに成長期に入りそうな予感を、
ひしひしと感じています"(-""-)"
都会というほどではないですが、住宅地には近いところだと思いますね。
伊那→高遠→道の駅→甲斐駒ヶ岳の、あの距離感に近い感じ?
山の規模はずいぶん違いますが。