到着してみれば、半そでTシャツ&長袖シャツで十分だった、、、
2018年初北陸遠征です。

予想以上だったのは、水の多さで(しかも冷たい)、
なかなかひいてもくれない様子。
岸際から狙うのが精一杯で、それでも、小さな流れの脇から食い気のある
ヤマメが出てくるようになった。
大場所からちょっと下ったところのバブルラインが良い感じだな〜と
思ったけど、妻がいるところからは狙えない。
場荒れしないように静観して、対岸にいる夫の到着を待っていたら、
案の定、そこで大物を掛けていた、
ら、バレた。
あっ!と思って夫を見たら、夫も、あっ!!という顔で立ち尽くしていた。
しばらく、川の音だけがゴオオオーッと響いて、
おもむろに夫が、
「・・・いまの、今の魚、見た?・・・」
(20秒)
「・・・尺あった・・・銀ピカで・・・(30秒)・・・こんな体高してたのに・・・」
・・・1分・・・
・・・さらに1分・・・
「・・・これのために、ここまで来たのに〜!!」(あ、まだ、言ってた)
若い時は、もっと即座に「ぎゃーっっ!!」とか「ガッデッ〜ム!!」とか
叫んでいたのに、
年を経ると、一匹の重みが違ってくるようです。
ってか、もう途中から申し訳ないけど笑えて来ちゃって・・・スミマセン
よく小説なんかで、「・・・」表現があったりするけど、本当にあるんだなあ、と思った次第です。

この時期に見るのが楽しみなタニウツギ。
欲を言えば、青空が欲しかった。

いつものカフェで、おろしうどんランチ。
初めて、ウェーダーを脱いで、中でゆっくりいただきました

午後からは、思い切って上流部へ移動して、
泳ぐ必要はないけど、なかなかな水量の中に突撃していったら、
入渓したところから、連続してイワナが飛び出してきた。

スレンダーなイワナ。
ドライでも、ウェットでも反応があるから、お腹を相当にすかせているよう。

最近、この場所で釣れるようになって、うれしい。
そういう憧れのポイントみたいのが、あっちこっちにある。
しかし、妻にとって人生ナンバー1に違いない水の多さにビビッて、
『尺が釣れなくてもいいです。尺が釣れない代わりに、
絶対、無事に生きて帰らせてください』
と、心の中で祈っていたら、
ホントに尺が釣れないんでやんの


夫婦ともに、上は28センチどまりでした。
(ヤマメは23、4くらいまで)

ホトトギスが、「テッペン カケタカ」と鳴いているのが、
もの悲しかったです。
(天辺、掛けたか? 天辺、欠けたか?)
北陸はお初が良くて、あとは鳴かず飛ばずっていうのが
最近のパターンだけど、今シーズンはどうなるかな?

河原に何気に咲いていた。
ノビネチドリ?
ハクサンチドリは、もっと花がツンツン尖っているから違いますね。
ちょっと期待したんだけどな〜