
畝に鈴生りのイチゴ。
こんな畝が2つ半あって、収穫している段階で、すでに疲労が。
キヌサヤの壮絶な収穫戦を戦い終えた母が、
何を思ったかイチゴの収穫にも参戦してきて、
「本日はここまでに致しとうございます」と、白旗を上げたくらい過酷。
この世代の日本人は強いはずなんだが。

およそ3kg収穫できたのを、
マルチなし放置イチゴなので、土を洗い落として、
ヘタを手で取ってたら、爪が剥離しそうになったので、ナイフに変えたら、
終いにはナイフの刃の向きがどっちかわからなくなった。
体力の限界。
出来上がったものに砂糖を投入しようとして、
イチゴ量の50%派(夫)と30%派(妻)で議論して、50%派が勝利した。
水が上がってくるのを待って、この日はこれで終了。
人生で、こんなにもイチゴにうんざりさせられる日が来るとは思わなかった。
翌日。

充分、水が出たものにレモン汁と蜂蜜を足して鍋でグツグツ煮る。
蜂蜜は、山口県で採取したといいうものを手売りしていたおじさんから買ったもの。
イチゴジャムにはアカシア蜜がいいよ、とおじさんは教えてくれたけど、
アカシアは香りが独特なので、マイルドな百花蜜にしてみました。

家中、イチゴの香りがものすごい。
適度に粒を残して、色が深紅に変わったら、OK。

熱いうちに瓶に移して、瓶ごとお風呂(脱気)

蓋を下にして、自然冷却。
蓋の中心がへこんでいたら、完成です。
写真には写っていないけど、小さめの瓶がもうひとつあって、
大体2kgのジャムが出来ました。

そして、その翌日は麦を煎ったので、家中、麦茶の香りですごいことに。
うちって何者?
ご近所から苦情が来なくて幸いでした。
自分で作っておいてなんですが、
イチゴジャムは超超美味かったでっす。
【agricultureの最新記事】