東西約400m、南北約280mにかけて伝統的な建造物が保存されている
地区です。
現住されているので、あまり中までは入れないのですが、
作った観光地感がないのがおススメです。

明治11年建築の「津浦家」。
かつての麹製造販売店で、麹屋の看板がカッコいい。

建物の格子に飾られた通称「せいろミュージアム」

せいろ⇒蒸籠。
つまり、調理器具の蒸し器を額縁代わりに使っている。
「味があっておしゃれだなあ」と思っていたのですが、発想の勝利ですね。

中身はそれぞれの家にあるものを自由に入れているそうで、
チョイスの仕方が、これまたおしゃれ。

こういうのを一個一個見ているだけで、楽しい。
古いものを喜ぶ歳になったというか・・・

赤いポスト。
絶対、狙っているでしょう。

「北町ふれあいギャラリー」さんで一服。
休憩所を兼ねたギャラリーで、
この時は特に何の展示もされてなかったのですが、
町屋づくりの通り庭に風が吹き抜けて、居心地がものすごく良かったです。

北町ふれあいギャラリーの前にある、「太田久助吟製」さん。
金山寺味噌のお店です。
もう、とめている自転車さえ、狙っているとしか思えない。

1841年創業の醤油蔵「角長」さん。
辺り一帯を包む醪の香りにやられて、思わず醤油をお買い上げ。
長期間発酵の『濁り醤』は開封後要冷蔵必須の高級醤油で、
これで堅豆腐を食べてみたら、両者相譲らずで、とても美味しかった。
全国に115ある(2017年7月末現在)重要伝統的建造物保存地区。
やっと10か所めが制覇です。
でも、年々、増えているんですよね。全制覇は絶対無理でしょうね。。。