
日本三百名山・高見山(1248.3m)登頂。

山頂の霧氷は、子モンスター級。

冬の晴れ間には富士山まで見えるはず、、、残念。

来た道を振り返る。
眼鏡が曇って仕方がないので外したけど、
視界は全く変わらなかった。
目がどうかしたのかと疑うくらい、白というかグレーな世界。

真っ白な断崖絶壁にしか見えなかったけど、
この先、三峰山までの縦走路が続いているらしい。
高角神社前の避難小屋に退避して、
カップ麺とおにぎりをほとんど無言で丸呑みする。
コーヒーを入れてもらって、ようやく人心地つきました。
雪の吹き溜まりが出来ている小屋の中も氷点下の寒さだけど、
風がないだけ断然マシ。
ところで、我々のメニューはカレーうどんだったのですが、
小屋内にいらした他の方々には何気に匂いテロだったかも。

休憩45分で、下山開始。
食事中に手袋を外していたら、冷え切っていて、
逆に指がかじかんでしまった。
五分くらい意識して指をにぎにぎし続ける。
懐に入れて温めておけば良かったとか、
これ以上、寒くなったら凍傷くらい簡単になるだろうとか、
頭じゃなくて体で思った。

小屋前の景色。
すぐにブナの森に逃げこんで、登りあれだけ苦しんだコースを
アイゼンでブレーキをきかせながら、スキー状態で下っていく。
(スキーしたことないけど)

風裏に入ったところで、少々、落ち着いて撮影タイム。
ガスやらジェットボイルやらと一緒に担いできたデジイチ様を
夫が、この時初めて取り出しましたよ。

この木は立派で印象深い。

頭上注意が、さらに育っている。

中腰で歩かないといけないことの幸せ。
二人して、やたらと笑顔でした。

枝が地面に着いちゃってる。

「〜〜岩」という看板が時々あるけど、岩自体は埋もれてしまって
何が何やら。
もう雪見てるだけで幸せですよ。

早く大きくなれよ。

行程の半分くらいから、ずっと雪が降っていて、
先に何組もが下って行ったはずの足跡を消している。
真っ白、真っ白、真っ白。
でも、登山道を見失うほどではない。

高見杉も過ぎた尾根道で一瞬、青空が見えました。
青空に映える霧氷〜!というものに、今回も縁がないままでした。

16:11無事下山。
やったーというより、ヨタってる?
この後、たかすみ温泉で、雪を見ながらの露天風呂!で、
たっぷり癒されました。
山頂直下の登りで「勇気ある撤退もアリじゃないか」とか
悲壮なことを考えてたくせに、
もうすでに、また行きたい

こちらより積雪が随分多いですね。風が吹いたら楽に○ねそう。。。
『関西のマッターホルン(ダサッ笑)』高見山は、
気軽に霧氷が楽しめると評判の山なんですよ。
この日も我々以外に登っているのは、ほぼ高齢の方々で、
「あら、霧氷きれいねえ、おほほ」って登ってましたもん。
あー自分が情けない。
な、訳無いですが・・・。
この時は今シーズン一番の積雪だったのでは?
ちなみに、この日は超強風でした・・・。