ところが、当初予定していた長屋門のある史跡公園に行く途中で、
交通量の多い国道の歩道が途中から無くなってしまい(工事中)
安全優先で、急きょ新町観光に切り替えることに。
仕切り直して、宝満寺さん前からスタートです。

江戸から昭和にかけての建築が残る五條新町。
写真は薬局の建物です(現役)。

結構、有名な『餅商 一ツ橋』さん。

酒蔵『山本本家』さん。
山本本家さんは土日祝日がお休みで、古き良き田舎のお約束を現代に
引き継いでおられるようです・・・

新町は、ほぼ山本本家さんの建物でできてるんじゃないかと思うくらい
広い土地を占めている。
こちらは清酒「松の友」を醸造している蔵で、
あと、柿ワイン蔵と酒蔵レストランに貸し出している蔵がある。

その山本本家さんの建物脇に設置されているマップに見入っていた
母が一言。
「こんなん見ても、全然わからへんわ〜」
kome麹の方向音痴は母譲りであったという驚愕の事実が、ここに判明したのでした・・・

方向感覚に不安の残る二人で散策再開。
とにかく、観光地っぽそうな方へ。

郵便局の粋な計らいのポスト。もちろん、投函できます。

吉田茂内閣で大臣を歴任した政治家、木村篤太郎の生家。
現在、まちや館として無料公開されています。

まちや館を過ぎて、『ジャパニーズレストラン五條・源兵衛』さんの手前で
道を折れて、川に出る。
吉野川に泳ぐ鯉のぼり。一本竿に悠々と泳ぐ姿はやっぱりいいですねえ。
写真左手にある大川橋を渡るのが、うっすら目標ではあるのですが、
それまで母の体力が持つかどうかがポイントですなあ。

土手から、ふと振り返れば、まちなみ伝承館の駐車場奥にあるしだれ桜が見ごろでした。
この木製の橋を渡って、ふたたび新町通りに復帰し、

こちらも無料公開されている『まちなみ伝承館』にお邪魔してみることに。

以前は医院だったという町屋。
入ってすぐの土間ギャラリーには当時の面影が残されています。

土間の上の梁が大きい。

土間からすぐの和室。
こういう部屋が三室と中庭、さらに奥に部屋と倉庫・・・と、
医院さま、さすがにすごい!ってなる規模です。

町屋風ドールハウス(で、いいのかな?)が展示されていました。
母と「こんなの作れないようねえ」っと、しみじみ感心。
まちや伝承館を出て、元来た道を引き返します。お目当ては、

これ。
まちや伝承館で案内された、いくつかの候補の内から選びました。
山本本家さんの蔵二つを結ぶ空中回廊。
教えてもらわないと行きつけない曲がりくねった路地の奥にあります。

通り過ぎてからのショット。
左手が清酒蔵。右手が酒蔵レストラン。
清酒蔵のほうには川をまたぐ渡り廊下もあるらしいのですが、そちらは酒蔵の中に入れてもらわないといけないので、憧れですが、ちょっと行けないですねえ。
この後、川沿いに歩け、と言われていたので、川のほうに曲がりますが、
その先には、さっきまでいたのが路地とすれば、路地の三分の一みたいな未舗装の道があるだけ。
表の新町どおりは、さすがに街道だけあって、そこそこ立派で真っ直ぐなのですが、路地に入れば先の見通せないカーブになっているのが新町で、そこはやっぱり元城下町で攻めにくくしてあるからか、とは思うものの、猫の散歩道みたいな(失礼!)ここを、あそこまで行って無駄足だったら、もったいないなあ、と見に行けば、

思いがけず、桜がお稲荷さんの小さなお社の上に、堂々、枝を広げていた
のでした。

映っている建物は、山本本家さんか重要文化財栗山家住宅(現住・非公開)の一部かと思いますが、定かではありません。

曲がりくねった西川と桜。
この桜を母がたいそう喜んでくれたので、桜見物を果たせなかった娘としては一安心できたのでした。

くねくね道を終えたところに、恵美須・御霊神社。
国道168号線に戻ったところで、休日出勤中の夫に土産を買って帰ろうと、
この辺りに、てんこ盛りある和菓子屋さんの内どれがよかろう、と元地元民である母に尋ねてみると、
「鶴萬さん!」との力強いお答えが。
その「鶴萬さんに非ずんば、和菓子に非ず!」的な圧倒的迫力に押されて
鶴萬さんへ。

大川橋のたもとにある鶴萬さんの正式名称は『鶴萬々堂』さんです。
昔ながらの和菓子をイメージして買ったのですが、ちょっとびっくりするぐらい高レベルな本格和菓子でした。
「餡が上品な・・・」という定番の褒め言葉は当然のこと、かなりかなり生地が美味しい!
「鮎菓子」が有名なお店ですが、「三笠」と特に「よしの川餅」は食べてもらいたいです。
橋の目の前まで来たので、これは渡れるか?と思っていたら、母がここで
ギブアップ宣言。

この公園まで行きたかったのですが、、、対岸から眺めて終了〜
(今頃、思い付いたけど、公園まで行かせて、そこからタクシーを呼べば
よかったのか? ワンメータっぽいけど・・・)

本陣交差点の脇にある道しるべ。
「右 いせ 大峰山土 よしの 道」「左 かうや わか山 四國 くまの 道」
「左」が「かうや」の「か」の上に、それこそ点!みたいに書いてある。
これは「和歌山なんかに行くんじゃないよ! 吉野、大峰に行きなさいよ!」という奈良県人の心意気の表れでしょうか・・・
五条駅まで引き返して、約2キロ、3時間(昼食込み)の観光は終了。
五条駅はまだ人の改札が健在でした。
風情があってよろしいですが、自動改札にする必要性は感じないのかな?
しかし、母は鍛え直す必要ありと見たよ。
先週末は、本当に花見最適日和だったので、母もストレス解消になったことでしょう。
ちなみにねえさんは、四十八滝でしだれ桜を見てきたよ。
遊園地の乗り物、マジビビったって話ですがマジで?
母はホントは電車で行くのをかなり渋ったので、最後は「〇〇(最寄駅)51分発、51分発覚えたね、私はもう電車に乗るから」で、電話を切る、という、ほぼ強制連行でした。
その電車に本当に乗っててくれたので助かったです。
大川橋渡ってないのに、足痛いって言ってたよ。ホンマにあかんがな。