観音峰登山口からスタート。

しばらく杉植林の中を巻くように登っていく。登り始めの我慢タイム!

観音の水。冷たくて、特に帰りに重宝しました。
ペットボトル2本分を頂いて帰り、水割りにして飲みましたが、違いがはっきり分かるくらいまろやかで美味しい


歩き始めて25分、第一展望台に着く。
これは後回しにして、先を急ぐ。

こういう橋を2回ほど渡った。どっちも真ん中あたりの木が結構ヤバい感じ。

観音平の鳥居に到着。コースタイム1時間のところを55分で到着。
まずまず。
南朝ゆかりの神社跡は広場になっていて、立派な休憩所が建っている。
このあたりから本格的にブナの森になってきた。

石段を上がったところに「お歌石」
吉野山での挙兵に失敗した大塔宮護良親王が観音峰に落ちのびて、
石灰岩にお歌を刻みました、というもの。

自然林サイコーと思って、ふと上を向いたら、

見ちゃった。つづら折りの急登。見なきゃよかった。
しかも、見えた分の3倍は続いてた。。。

見通しの悪いススキの原を過ぎると・・・お!

観音峰展望台に到着。(1285m)
石碑の後ろにあるのが観音峰の山頂です。
関西のテレビでは結構おなじみで、大概、女性タレントが登って、
「わあ〜


でも、実際に自分がその場に立ってみると、ゴジラ級の「ぎゃおーん

感じでした(笑)
よく、あんな落ち着いていられるな。
その景色をどうぞ。

時計回りに、山上ヶ岳(1719m)、大日山、稲村ヶ岳、バリゴヤの頭。

大日山(1689)、稲村ヶ岳(1725)。

バリゴヤの頭(1580)。
ちょっと憧れてるんだけど、あの手前には大日キレットが存在する。
キレットとかカニのタテバイ、ヨコバイとか蟻の戸渡りとかハードルが6メートル超くらい高い。

雲に隠れる前にギリ間に合った弥山(1895)、八経ヶ岳(1914近畿最高峰)
トンガリ帽子みたいな頂仙岳(1717)。
双門の滝は見えてるはずなんだけど、水がわかりませんでした。

弘法トレイルルート上にある高城山(1111)、天狗倉山(1061)。
奥に護摩壇山から高野山。
下に見えているのは天川村。
右側でポコッとへっこんでるのは紀見峠。

紀見峠から続いて金剛山、葛城山、二上山。
観音峰を起点にぐるっとどうぞ。

(パノラマで撮ってます、クリックすると大きくなります)

(パノラマで撮ってます、クリックすると大きくなります)

(パノラマで撮ってます、クリックすると大きくなります)

どうです。いっぱしの山屋さんみたいでしょ(笑)
強風の後、空気が澄んで六甲山までくっきり!
雨の大峰と言われるくらいで、登ったけどガスガスで何も見えませんでしたというレコが多い中、晴天を信じて登ってきた甲斐がありました。
6月のベニバナヤマシャクヤクの頃には渋滞らしいけど、だーれもいない。
大展望を2人締めしていたら、鹿にキョンキョン警戒泣きされた。
ばっちり目が合って、カメラを向けた頃には引っ込んでしまった。
山でお約束はカモシカで、ニホンジカに会うのは珍しいから、ちょっと残念。

展望台で大満足したので山頂には登りませんでした。
ピークハンターじゃないので。
と言うより、展望の利かない山頂に正直、未練はない(きっぱり)

100mだというので、帰りに寄り道した観音の岩屋。

その近くの岩場。メタボ検査場? 嫌がらせだろ、これ。。。
真っ直ぐ通り抜ける気には全然なれませんでした。

この付近で、ようやく花に会う。ホタルブクロ。

岩に咲く、ギボウシ?
その一種だと思うけど、偉そうなことは言わないようにしよう。
フタリシズカはすでに果実になろうとしてました。

ブナの森の中でリスを見ました。
リスって長野と北海道以外でも見れるんだ


第一展望台に寄り道。
木がかなり茂っているのと、上のあれを見た後だと、やっぱり・・・

駐車場に帰ってきました。
寄り道、寄り道で、下りは一時間ほどかかりました。
コースタイム通りで、まあまあ。

帰り着いた頃は、ちょうどイブニングタイムで、パッと見ただけでも4匹くらいがライズしてました。
このところご無沙汰していたホームの川。
ロッドを仕込んでこようかと一瞬、思ったけど、欲張りすぎても何ですしね。
大峰山系は、弥山手前の狼平とか行者還岳のタイタンとか、
憧れる所は一杯ある。
女人結界は仕方がないにしても、ちょっと探ってみたいかなあ。
うちの近所の山は眺めが今ひとつなんで。
南ア、中アに行きたくなりました。
眺めのいい山を探求中です。
南ア、中アとくれば、ロッドを仕込んでいかないわけにはいきませんね(^^♪
ちなみに、ホームリバーでもありますが・・・(^^)/
いつも釣り場に一直線なのですで、素通りしてたのですが、いいとこがあるもんです!
9月ぐらいに久しぶりに南ア、中アあたりに行きたいもんです。